老人ホーム情報

「返還金制度」って?

有料老人ホームでは「入居一時金」が必要となりますが、この入居一時金は一定の条件において返金される場合があります。

入居一時金の償却とは?

入居一時金の償却とは?

多くの有料老人ホームで入居時に必要となる「入居一時金」は、入居の権利を得るための前払い費用となりますが、あらかじめ決められた期間内で償却されます。この「償却」を分かりやすく言えば、一括で払った高額なお金に対し、受け取った側が一時的にどこかに保管し、少しずつお金を使って金額が減っていくイメージです。

償却の条件や利率は、施設によってまちまちですが、入居一時金額の15%~30%程が入居時に償却され、残りの額を4年~7年で均等に償却するという条件が一般的となっています。契約時点で償却される割合のことを「初期償却率」と呼び、初期償却率が高い施設程返金される金額は少なくなる可能性があります。

また、償却期間も施設によって異なり、この償却期間内に契約を解除した場合には未償却分が返金されるという仕組みです。

ここで覚えて頂きたい用語は下記の通りです。

  • 入居一時金・・・入居する際に前払いする一括契約金のこと
  • 初期償却率・・・契約時に償却される入居一時金との割合(これにより、すぐに契約解除となってもある程度の金額を施設側に支払うことになります)
  • 償却期間・・・入居一時金がすべて償却されるまでの年数。主に月数で表示されることが多い

適正な「入居一時金」の初期償却率は?

適正な「入居一時金」の初期償却率は?

有料老人ホームの「入居一時金」の金額の幅は、施設の設備や立地条件などにもよるので、比較しづらい点はありますが、初期償却率を見ることで、その施設が全国平均よりも「高め」なのか「低め」なのかを知ることができます。

初期償却率14%以下
全国平均よりも低め
初期償却率15%~30%
全国的な標準値
初期償却率30%以上
全国平均よりも高め

ただし、これらの初期償却率はあくまでも目安なので、初期償却率30%以上だからと言って悪い施設とは言えません。入居時の金額が高いゆえにサービスがとてもしっかりしているという施設はたくさんあります。そのため、有料老人ホームの選択においては、何よりもトータルな判断が必要となることを覚えておきましょう。

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