老人ホーム情報

一般的な有料老人ホームの入居時の費用

民間施設である「有料老人ホーム」は入居の際、「終身利用権方式」と呼ばれる契約方法を採用しているところが多いですが、では実際に終身利用権方式の有料老人ホームに入居する場合、いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

入居一時金は居住費などを一括前払いしている

入居一時金は居住費などを一括前払いしている

有料老人ホームへの入居を希望している人にとって一番気になるのが「入居一時金」と呼ばれる入居費用です。入居一時金は基本的に「居住費」と「上乗せ介護サービス費」に充当されます。「上乗せ介護サービス費」とは、要介護者3人に対してケアスタッフが1人という基準を上回るスタッフを配置している有料老人ホームにおいて、加算されるサービス費用のことです。居住費や介護サービス費というのは、毎月支払っていくと長生きすればする程金額がかさむ訳ですが、入居一時金は「毎月の居住費」や「上乗せ介護サービス費」を一括で払い終えることができます。このように長生きすればする程お金がかかるというジレンマに悩まなくて良いので、「入居一時金」の形式の方がお得だと考える人も多くいます。

また、入居一時金は、「入居金」や「入居申込金」など、施設によって名称が異なる場合があります。その他にも、「施設協力金」、「入居保証金」、「前払い分施設利用料」などの別称がありますが、これらは償却の対象ではなく、返還されないものもあるので注意が必要です。

入居一時金の全国の相場は?

入居一時金の全国の相場は?

入居一時金の相場は、地域や施設によってかなり違いがあります。地域別に比較していくと、東京を含む関東地方が全国的にも一番高く、平均で1,200万円程度、続いて近畿・中部地方で1,000万円程度となっています。一方、全国的に入居一時金が安い地方は、北海道、及び東北地方で平均600万円程度です。

入居金0円の施設も増えている

入居金0円の施設も増えている

介護施設を紹介するホームページの多くでは、「入居金0円特集」といった特集が組まれるなど、「入居金0円」という施設が徐々に増えてきました。このような入居金0円プランのことを「賃貸借方式」、「月払い方式」と呼び、少しでも初期費用を抑えたいという人にはもちろん、短期の入居を考えている人や急に介護が必要になった人などに向いている施設と言えます。ただ、入居一時金が780万円のプランの場合には、月額利用料2万6,250円ですが、入居金0円プランの場合には、月額利用料が16万6,250円となるなど、月額利用料が高くなる場合が多いので、慎重に検討しましょう。

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