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サービス付き高齢者住宅の毎月の費用

サービス付き高齢者住宅は、一般の賃貸住宅と似た居住空間で住みながら、健康管理や家事に関するサービスも必要に応じて受けることができます。ここでは、そのサービス付き高齢者住宅のサービス内容と毎月必要となる費用について紹介します。

居室・共用スペースに伴う費用

居室・共用スペースに伴う費用

自立した高齢者でも、毎月必ず必要になってくるのが、家賃などの居室や共用スペースにかかってくる費用です。主に「家賃」、「共益費」、「水道光熱費」がそれに当たります。

サービスに伴う費用

サービスに伴う費用

サービス付き高齢者住宅では、治療食なども提供する「食事サービス」や清掃・洗濯などを行なう「家事援助サービス」、緊急時にも対応する「健康管理サービス」、買い物の代行などを行なう「生活支援サービス」や「介護サービス」など、個々の希望に応じて有料でサービスを受けられるようになっています。

実際の費用はいくらくらい?

実際の費用はいくらくらい?

一般的なサービス付き高齢者住宅における月額利用料の相場は10~30万円と言われています。ここでは、全国でも賃貸料がトップクラスである、東京の高級物件と格安物件、大阪の高級物件と格安物件例から、費用を比べてみましょう。

高級物件A 東京・世田谷区(専有面積41.21㎡~87.24㎡)
賃料約205,000円~約 871,000円、共益費約70,000円、生活相談サービス約105,000円、食事サービス約53,550円
格安物件A 東京・足立区(専有面積が18.97㎡~23.43㎡)
賃料約43,500 円~約65,000円、共益費約10,000 円、生活相談サービス約10,000円、食事サービス約39,000円
高級物件B 大阪・東大阪市(専有面積18.30㎡~ 127.04㎡)
賃料約70,000円~約480,000 円、共益費約60,000円~約100,000円、生活相談サービス約21,000円、食事サービス約63,000円
格安物件 大阪・守口市(専有面積が18.00㎡)
賃料約31,500円、共益費約44,300円、生活相談サービスは介護保険を適用、食事サービス約48,000円

このように、同一県内でも費用が大幅に異なり、東京と大阪でも物件によって費用に大きな差があることが分かります。このため、希望する施設の「家賃」、「共益費」、「水道光熱費」、その他個々に必要な、「介護サービス費」や「雑費」等で、毎月どれだけの費用が必要になるのか事前にしっかり計算しておきしましょう。

月払い方式と前払い方式

月払い方式と前払い方式

毎月の居住費の支払いについては、月々費用を支払う「月払い方式」と、入居時に一括して費用の一部、または全部を支払う「前払い方式」のいずれかを選べる施設もあります。「月払い方式」は、一般的な賃貸住宅と同じく毎月支払う方式で、金額は居室によって異なりますが、居住期間と毎月の費用の関係性が分かりやすく、入居時にまとまった資金がなくても入居できます。ただし、一般的に長期間住み続けると、前払い方式よりもトータルで費用がかさむ場合が多く、一般の賃貸住宅と同様、毎月の賃貸額が上がる可能性があります。そのため、短期間の利用を考えている人、または引越しの可能性がある人に向いていると言えます。

「前払い方式」は、終身、または想定居住期間分の家賃を入居時に一括、または一部を前払いするもので、どんなに長期間入居しても追加の支払いがないため、累積の支払額は月払い方式よりも低額になりやすいというメリットがあります。デメリットとしては、前払いした家賃は退去時に残額があった場合は返金されますが、入居期間によっては前払い金の一部が返還されない場合もあります。このため、「前払い方式」は終身的な利用を考えている人に向いていると言えます。

このように、「前払い方式」と「月払い方式」のどちらが合っているかについては、将来の生活設計と照らし合わせてながら、慎重に検討しましょう。

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