老人ホーム情報

「介護サービス」の選び方

介護サービスのある有料老人ホームは、介護サービスが含まれる「介護付き有料老人ホーム」と、介護サービスを外部に委託する「住宅型有料老人ホーム」の2つに分かれます。また、介護保険で利用できる介護サービスは、「要介護認定」と「要支援認定」で受けられるサービス内容が異なるなど、入居される方にとってどの介護サービスが最適なのかが分かりにくいものです。ここでは、有料老人ホームにおける「介護サービス」の選び方について解説します。

介護サービス情報の公表制度

介護サービス情報の公表制度

有料老人ホームの介護サービスの内容は、施設に資料請求をしたり、インターネットで検索したりして調べられますが、その情報が最新のものとは限りません。そこで都道府県は、老人ホームなどの介護サービス事業者に対して1年に1回、介護サービスの情報の開示と公表を義務付けています。これを「介護サービス情報の公表制度」と呼び、主に各都道府県のホームページ、または都道府県が定める「指定情報公表センター」のホームページに掲載されています。掲載される情報には、「事業所の概要」、「職員体制」、「利用料金」、「介護サービス内容」などが掲載され、非常に詳細なデータが記されています。また、ご家族の方等が印刷して見たり、入居者の方に見せられるよう各施設の情報はPDF形式で掲載され、印刷しやすくなっています。介護サービスの内容を調べたい方は、一度「指定情報公表センター」のホームページをのぞいてみましょう。

介護保険で利用できるサービス

介護保険で利用できるサービス

介護保険で利用できる介護サービスも、自宅に訪問するものや通所するもの、短期間宿泊するものなど全部で24種類に分けられる程たくさんあります。まずは、下記の8つのサービス内容について理解しましょう。

  1. 介護サービスに関する相談やケアプランの作成
  2. 家事や入浴の援助など自宅で受けられるサービス(自宅訪問)
  3. 施設などに通うデイサービス(施設へ通所)
  4. 短期間、施設に宿泊するサービス(短期間の宿泊)
  5. 訪問・通い・宿泊などを組み合わせて受けられるサービス(訪問・通所・宿泊の併用)
  6. 福祉用具の利用にかかわるサービス(福祉用具の利用)
  7. 地域に密着した小規模な施設でのサービス(地域密着型サービス)
  8. 施設などで長期間生活するサービス(施設等で生活)

また、上記の8項目をさらに細かく分類すると、以下の表のようになります。下記の表では、左側で自分の介護サービスに対する希望を選ぶと、その希望にあった介護サービスの内容が分かるようになっています。詳しくは、「厚生労働省・介護事業所検索」のホームページから探してみましょう。

介護サービスに対する希望 適した介護サービス
①介護の相談・ケアプランを作成してほしい 居宅介護支援
②自宅へ訪問介護してほしい 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問入浴
訪問看護
訪問リハビリ
夜間対応型訪問介護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
③施設に通いたい 通所介護(デイサービス)
通所リハビリ
療養通所介護
認知症対応型通所介護
④期間の宿泊を希望している 短期入所生活介護(ショートステイ)
短期入所療養介護
⑤訪問・通い・宿泊を併用したい 小規模多機能型居宅介護
複合型サービス
⑥福祉用具を利用したい 福祉用具貸与
特定福祉用具販売
⑦地域密着型サービスを活用したい: 地域に密着した小規模な施設等 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
地域密着型介護老人福祉施設
地域密着型特定施設入居者生活介護
⑧施設に長期入居したい 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設(老健)
特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等)
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