老人ホーム情報

「入居金0円」の老人ホーム

有料老人ホームに入居するには、非常に高額な費用がかかるイメージがありましたが、近年は「入居金0円」の老人ホームも設立されるようになり、注目を集めています。しかし、実際のところ「入居金0円」の老人ホームは本当にお得なのでしょうか。

入居金が0円の仕組みとは?

入居金が0円の仕組みとは?

「入居金0円」の老人ホームは、昨今、注目されている有料老人ホームの形態で、「ベネッセスタイルケア」や「ニチイ学館」、「ワタミ」、「メッセージ」など、高齢者施設や介護施設の大手4社が運営する老人ホームで特に増えています。

では、なぜ「入居金0円」ということが可能なのでしょうか。入居金は通常、老人ホーム開設時に必要となった土地や建設費用など大きなインフラ費用を回収するために徴収されるもので、入居金に充当しています。そのため、入居金はどうしても高額になりがちですが、有料老人ホームを安定的に運営していくのには必要な仕組みです。ところが、大手企業の場合には、設立時の資金に余裕がある場合などには、入居金を0円とすることで、入所するための敷居を低くできます。ただし、入居金0円の有料老人ホームは、入居金で回収できない分を月額の利用料金に上乗せしている場合がほとんどです。そのため、長期にわたって施設に入居する場合には、入居金0円の有料老人ホームの方が一般的な有料老人ホームよりもトータルで費用がかかる場合があります。

「入居金が必要な施設」と「入居金0円の施設」、どちらに向いているか?

「入居金が必要な施設」と「入居金0円の施設」、どちらに向いているか?

「入居一時金がかかる有料老人ホーム」と「入居金0円の老人ホーム」のどちらに入所するべきかは、個々の状況によっても異なりますが、「入居期間」がポイントになります。

入居金0円に向いている人

短期間の入所が決まっている場合や退去日が概ね明確になっている人が「入居金0円」の施設に向いています。例えば、自宅での介護を考えており、現在、介護ができる自宅に改築しているため、その期間だけ入所したい、持病があるが転院までの間だけお世話になりたい場合などです。ただし、特養への入所を希望していて待機状態という場合は、待機状態がいつまで続くか分からないためお勧めできません。

入居一時金が必要な老人ホームに向いている人

長期または終身的に介護が必要な人や、在宅での介護が困難になってきた人などは、「入居一時金」を支払うタイプの施設が向いています。一般的に介護における長期・短期との分かれ目は5年と言われており、5年以上の介護が必要だと考えられる場合には、入居一時金を支払って通常の有料老人ホームに入所する方が、結果的に費用は安く済む場合が多いと言われています。詳しくは、希望施設の資料などからシミュレーションしてケアプランを作成してみましょう。

注目ワード