老人ホーム情報

老人ホームの防犯や火災、災害時の対策

老人ホームには家族や見舞い客などが多く訪れ、夜間でも人の出入りがある施設です。施設全体はもとより、居室の防犯対策もしっかりと行なう必要があります。老人ホームなどの施設では、どのような防犯対策をしておけば良いのでしょうか。また、火災などの災害時の対策はどのように行なうべきなのでしょうか。

老人ホームなど高齢者施設に多い犯罪事情を知っておく

老人ホームなど高齢者施設に多い犯罪事情を知っておく

老人ホームなどの高齢者施設では、防犯上3つの弱点が指摘されており、事務室や個人の現金が盗まれるなどの犯罪が起きる場合があります。

  1. 家族や見舞い客の出入りが頻繁に行なわれているので、窃盗犯などが侵入してもなかなか気付かない
  2. 夜間は特に人手が少なくなり、入居者の世話で手薄になることが多いため狙われやすい
  3. 入居者の部屋にも自由に出入りできる場合がある

こうした被害にあわないためにも、入居前にその施設がどのような防犯対策をしているかどうかを調べる必要があります。

契約前に防犯対策について調べる

契約前に防犯対策について調べる

実際に、老人ホームなどの施設を見学して、防犯監視カメラの数や侵入検知センサーがあるか、居室はオートロックになっているか、玄関以外に侵入しやすい出入口がないかなど、防犯設備の設置状況をチェックするとその施設の防犯意識の高さが分かります。

また、介護サービス付き老人ホームの場合には、徘徊や突発的な異常行動を検知する徘徊老人検知システムを導入していることも多く、そうしたシステムがどれくらい導入されているのか、契約前に聞いておきしょう。

老人ホームの防災対策

老人ホームの防災対策

防犯とともに注意しておきたいのが防災対策です。多くの老人ホームなどの高齢者施設では、火災原因のトップである「放火」を防ぐため、火災警報器と防犯システムが連動したトータルセキュリティシステムを導入している施設も多いですが、火災などが起きたときの緊急避難経路が分かりやすいか、また避難しやすいかという点は施設の見学時に注意深く確かめておきましょう。また、有料老人ホームでは、災害時における安全確保を迅速に行なうため「防災対策マニュアル」を作成しています。これらのマニュアルも家族の方が目を通して、実際に避難訓練が行なわれているかも確認しておきましょう

また、火災以外にも地震などの対策マニュアルなどが確立されている施設は安心です。介護付有料老人ホームの大手であるニチイ学館では、「電気の確保」や「水の確保」といった災害時における入居者の安全確保についての詳細なマニュアルを整備し、全国の「ニチイホーム」で周知する制度を確立しています。

このような防災対策・防犯対策がしっかりできている施設は、入居者本人はもとよりご家族の方も安心できるので、ぜひ契約前に確認してみましょう。

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