こんにちは。大阪オフィスのD・Fです
寒さが身にしみる頃となりましたが、みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか
「寒いのは本当に苦手!」
「冬なんか来なければいいのに!」
「いやいや、四季折々の趣、それが日本のいいところでしょ!」
なんて様々な意見があると思いますが、私はというと、、、冬は、、、
大の
苦手です(いつも南国出身を言い訳にしています)
そんな(南国出身で子供のころは冬でもハーフパンツ万歳でマフラーなんかしたこともなかった)私はこの時期になると、”あるもの”が手放せません。
ダウンジャケットです
みなさんもすでにご存知かとは思いますが、ダウンジャケットとは中綿に羽毛を使用しているアウター(上着)のことです。
そう、それを着ているということは
常に
羽毛布団を身につけていることに等しいのです。
冬に包まる羽毛布団は、ぽかぽか暖かくて気持ちいいですよね
さて、ここからはそんな冬の活躍者”ダウンジャケット”の選び方について3つのポイントを記していきます
まずは中綿の混合割合を確認します。
お店でダウンジャケットを手に取り、裏面の成分表示タグをご覧ください。
中綿という項目にたとえば「ダウン90%、フェザー10%」などと印字されていると思います。
ダウン、フェザーの説明の前に、そもそもダウンジャケットの羽毛はどこで、どんな鳥から採取されているのでしょうか。
日本で一般的に売られているダウンジャケットに使用されている羽毛は、主に中国のグース(ガチョウ)やダック(アヒル)から採られています。
ご存知のとおり、グースもダックも水鳥であり、水に浮かぶ撥水性と、その冷水の中で生き抜くための保温性が今日のダウンジャケットに活かされているのです
また、一部高級なものになると、ヨーロッパやカナダなどの寒い地域のグース、ダックから採取されており、価格が高額な分保温性が高いといわれています。
その採取した羽の中にも区分けがあり、それがダウン、フェザーの違いになります。
一般的にダウンと呼ばれるのは、水鳥の胸部分にある”羽毛”です。羽軸がないのが特徴で、ひとつひとつの毛がきめ細かです。ダウンジャケットがふんわり、もこもこしているのは、このダウンによるものです。
ダウンは非常に軽く、保温性、保湿性ともに高いことが最大の特徴です。
寒い外気を遮断し、暖かくなった内側の空気を外に逃がさない。これがダウンの役割なのです
一方、フェザーと呼ばれるのは羽軸がある”羽”のことです。一般的にイメージする鳥の羽がこれです。
ダウンより保温性や保湿性は劣りますが、その分通気性が高いことが特徴です。
そのため、タウンユースでの着心地を重視したダウンジャケットには、ダウンとフェザーをほどよく混ぜ込んだ中綿を使っているものが多いです。普段使いの場合は、屋内外を行き来するので、温度の差で汗をかく機会も増えると思います。そこで、この通気性が活きてくるんですね
したがって、タウンユースであれば、保温性と通気性のバランスがよい「ダウン80%、フェザー20%」くらいのものがおすすめです。
反対に登山などのハードユースの場合は、「ダウン90%以上」のものがおすすめです。登山専用のものや高級なものになるとダウンの割合が100%であることも少なくありません
2つ目のポイントは、ダウンの質の確認です。
ダウンジャケットの成分表示タグに”フィルパワー”と書かれたものがあります。たとえば”フィルパワー600”や”フィルパワー800”などです。
これは、入っているダウンの質(ふくらみ具合・ふわふわ感)を数値化したもので、この数値が高いほど、軽くて暖かいということになります。
しかし、前述しました昨今のタウンユースでの着用を目的としたダウンジャケットには、このフィルパワーの表記が概ねありません。
その理由として、表記に値する数値ではないこと、表記するには検査が必要となりコスト面でその工程を省いていること、昨今のダウンジャケットの用途(普段の出歩き用)であればダウンの質はあまり問われないことなどが考えられます。
ともあれ、登山専門のものや高級なものには表記されていることが多いので、もしお選びのダウンジャケットに”フィルパワー”表記があれば、ご購入の指標にしていただけます
最後のポイントは、着用する人にふさわしいものを選ぶということです
すでに述べましたが、登山に行くかたは、ダウン比率90〜100%、フィルパワー表記もあればなおよしです。
普段使いが多いかたは、ダウン比率80%ほどのものが保温性、通気性のバランスが取れているでしょう。
注意していただきたいのが、ご高齢のかたが着用する場合です
ご高齢のかたは、自身の体温調節機能や発汗機能が衰えている場合があります。もちろん寒すぎることはよくないですが、ダウンジャケットによって暖かくなりすぎないことが重要かと思います。
したがって、ご高齢のかたには、若いかたのものよりダウン比率を下げた「ダウン60%、フェザー40%」くらいのものがおすすめです。フェザーの比率が多いので、通気性は高くなり、熱気がこもって汗をかきすぎることも少なくなると思います。
このように着る人に相応のものを選ぶことが一番大事なのではないでしょうか。
以上が私が思うダウンジャケットを選ぶポイントです。少しでも参考にしていただけると嬉しく思います
これからさらに寒さが増してくることかと思います。
自分に合った寒さ対策をして、風邪をひかないよう、健康なからだでこの冬を乗り切りましょう
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