医療法人財団 緑秀会 田無病院 介護療養型医療施設の投稿口コミ
介護療養型医療施設
東京都西東京市
地域に欠かせない施設
O7412 さん
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西東京市のひばりヶ丘駅から歩いて15分くらいのところにある、広大な公園の西東京いこいの森公園のところにある、田無病院は、介護療養型医療施設のほか、様々な取り組みをしています。昭和20年に中島航空金属株式会社の付属病院として発足したのが始まりです。翌年の昭和21年に田無病院として独立しました。昭和28年には医療法人財団となって、結核病院として運営もしました。長い間、結核病院として多くの方を助けていただきましたが、昭和50年に結核病院を廃止して、一般病棟だけになりました。平成になって、平成4年に今の医療法人財団緑秀会となり、老人保健施設のエバグリーン田無と田無訪問看護ステーションを開設しています。地域医療と介護の融合を目指している施設です。現在の病床数は一般病棟が16床、地域包括ケア病棟が26床、回復期リハビリ病棟が44床、介護療養型病棟の63床は田無病院介護医療院に3年前に転換しています。また、田無病院としても、いろいろな取り組みのプロジェクトをしています。その代表例が市内の農産物を活かした地産地消の取り組みです。病院食に地元の農産物を使っています。ここでは、外部に病院食を委託していません。院内調理施設で全てを賄っているのでできる試みだと思います。週に2回の市内農産者からの配送でどこの生産者の農産物かをお知らせしながら、安心した食事を楽しんでいただけるように配慮した献立を提供しています。また、これに伴い、農作業によるリハビリテーションの訓練を導入しています。園芸や農作業をすることによる身体的、精神的回復をはかる研究が、東京大学などと共同で進められているようです。この施設の周りの環境も素晴らしい住環境なので、このような取り組みができると思います。西東京市の市民まつりもこの施設に隣接している、西東京いこいの森公園で開催されているので、その時はスタッフが常駐し、利用者などが作った様々な作品の展示などをしながら、積極的にお祭りに参加しています。