熊本県熊本市東花立にある施設でグループホーム、愛の家グループホーム花立2番館をご紹介します。日本は2007年に超高齢社会に突入しました。超高齢社会とは総人口に占める65歳以上の人口割合が21%を超えた社会を指します。今後高齢化率はますます上昇すると予測されており、2025年には約30%、2060年には約40%に達すると見込まれています。このような社会の中で高齢者の方との共生は老若男女、障害の有無、国籍などに関わらず、他者への配慮を基本として支え合い、誰もが生き生きとした人生を送ることができる社会を作らないといけません。現在はこのような状況に対応する為に様々な福祉施設が立ち上がっています。グループホームも社会的弱者が少人数で支援を受けながら一般住宅で生活する施設です。高齢者や重度障害者を主とした介護施設から、軽度障害者や親と同居不可能な子供などが共同生活を行うシェアハウスのようなもの、アパートのような集合住宅まで様々で、社会的介護、養護の一形態です。具体的に高齢者等のグループホームは認知症ケアに特化した施設で、認知症の診断を受けていることが入居の条件になるようです。5人〜9人の少人数での集団生活で、できる限り自立した生活が送れるようになることを目指し、認知症の進行を和らげる目的もあります。家庭的な雰囲気の中で、入居者同士で交流したり、料理や掃除などの家事を分担したりしながら生活を送ります。またスタッフが常駐しており入居者の日常生活のサポートや食事などの介護、日常生活の世話、機能訓練、健康管理、レクリエーションなどのサービスを提供されています。医療ケアが必要になった場合は提携医療機関もあり連携、対応が可能です。愛の家グループホーム花立2番館でも少人数のご利用者に対し、一人ひとりに寄り添った介護を提供されており、介護福祉士や看護師、ケアマネジャー等のケアスタッフが一丸となり日常生活のサポートをされています。高齢者が住み慣れた地域で長く生活を続けられるような生活の基盤が整っているんですね！