老人ホーム・介護施設の用語辞典
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一割負担いちわりふたん
「一割負担」とは、かつての介護保険制度における介護サービスの自己負担の割合。2000年(平成12年)4月1日に介護保険制度が施行されて以来、自己負担の割合は10パーセントであったため、この自己負担の割合は「一割負担」と呼ばれてきた。
しかし2015(平成27年)8月より、一定以上の所得がある高齢者を対象に、介護保険サービスの利用時の自己負担は20パーセントに引き上げられた。人口が多い「団塊の世代」すなわち1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)に生まれた人たちが高齢者となり、要支援認定者や要介護認定者が急増したことがその要因に挙げられる。介護保険の自己負担額を10パーセントから20パーセントに上げることにより、介護保険制度は資金難を逃れた。
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