老人ホーム・介護施設の用語辞典
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介護居室かいごきょしつ
「介護居室」とは、有料老人ホームやケアハウス、高齢者マンションなどでの居室区分であり、施設側が自ら介護サービスを提供するために専用に設けられた居室のこと。
各施設に入所した際には一般居室に入るが、その後に要介護状態になった場合に「介護居室」や一時介護室に移り、適切なケアを受ける。その際に「介護居室」に入るか一時介護室に入るかは利用者の状況を適切に判断して決定する必要がある。また、一般居室内で介護サービスが提供される場合や、施設側が自らでは介護サービスを提供しない場合においては、「介護居室」を設置する必要はない。
「介護居室」として使用される部分には利用者の利便性を考慮して様々な基準が設けられている。例えば、「介護居室」への廊下や階段には手すりの設置が必要で、トイレや廊下には常夜灯の設置が必要。また廊下の幅も最低限度幅員が設定されている。
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