老人ホーム・介護施設の用語辞典
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形態食けいたいしょく
「形態食」とは、噛む力や飲み込む力が弱まるなど食べるために必要な機能が低下して食事をそのままの形で食べられなくなった高齢者などに対して、適した状態で提供する食事のこと。食べる機能に障害が生じると、口から入った食べ物を噛まずに飲み込んでしまったり嘔吐やむせなどの原因になってしまったりするため、危険だ。またむせたりといった誤嚥(ごえん)による呼吸困難を引き起こす恐れもある。
そのため「形態食」は、食べ物の形態と高齢者の接触機能に応じて調理。形態は「大きさ」「やわらかさ」「水分量」「粘性」によって分類され、また接触機能による分類においては「初期食」「中期食」「後期食」「普通食」の4段階で作られる。
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