老人ホーム・介護施設の用語辞典
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病態食びょうたいしょく
「病態食」とは、糖尿病・腎臓病・脂質異常症・肝臓病・高血圧などの疾患により、カロリーコントロールや減塩などが必要な人のためにそれぞれの病態に適応させて調整・加工された食事のこと。「食事療法」「食餌(しょくじ)療法」とも呼ばれる。
「病態食」はその対応する疾患により様々な種類が存在。一例を挙げると、糖尿病にはエネルギー調整食や低炭水化物の食事が、腎臓病には低タンパク食を中心とした食事などがある。これらの「病態食」は患者一人ひとりの状態を見極めて計画することが重要。医師が栄養素や分量、または少しの力で咀嚼できるようやわらかくするなど食事形態を指示し、栄養士がその指示に沿った献立計画を立てて食事を作る。「病態食」は病院だけでなく民間事業者による宅配サービスがある。
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