老人ホーム・介護施設の用語辞典
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療養病床りょうようびょうしょう
「療養病床」とは、医療法で分類される一般病床、「療養病床」、精神病床、感染症病床、結核病床の5つのうち、長期にわたって治療を必要とする慢性期の患者や、リハビリテーションを必要とする患者を入院させるための病床のこと。
一般病床で治療を受け、病気のかかり始めや症状が比較的激しい時期を脱した後、あるいは病気や怪我がある程度軽減した後にもさらに長期間の療養が必要とされた患者が対象となる。一般病棟とは異なり、機能訓練室、浴室、食堂などの設置が必要。
「療養病床」には医療保険が適用される医療型病床(医療療養病床)と、介護保険が適用される介護型病床(介護療養病床)の2種類があった。しかし高齢者の社会的入院を解消し、療養環境の改善や医療費の適正化を図るため、介護療養病床は2017年度(平成29年度)末で廃止された。
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