老人ホーム・介護施設の用語辞典
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老人福祉法ろうじんふくしほう
「老人福祉法」とは、高齢者の心身の健康保持や生活の安定などについて、高齢者の福祉を図ることを目的に交付された法律のこと。1963年(昭和38年)に制定された、日本における高齢者福祉の基本的な法律であり、生活保護法・「老人福祉法」・母子及び寡婦福祉法・身体障害者福祉法・知的障害者福祉法と並び「社会福祉六法」のひとつとして数えられる。
かつては「老人福祉法」が高齢者に対するすべての社会保障を担っていた。しかし社会全体の高齢化が進んだことや財政が悪化したことなどの要因により、1982年(昭和57年)に「老人保険法(高齢者の医療の確保に関する法律)が、1997年(平成9年)に「介護保険法」がそれぞれ制定。これら2つの法律が適用されない限りの高齢者の福祉を行なう根拠法律が「老人福祉法」となっている。
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