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OSAKA
大阪府大阪市の高齢者住宅4施設の一覧です。高齢者住宅とは、高齢者を対象としている住宅のこと。設備・サポート体制などは施設によって異なり、バリアフリーの施設、24時間緊急医療サービスが受けられる施設などがあります。お探しの際は、それぞれの施設のサービス内容と設備をしっかりと確認しましょう。ホームメイト介護は、入居時の身体条件、口コミなど、気になる情報が豊富。おすすめの施設については、「入居時費用」「月額費用」「介護医療体制」等も分かります。大阪市の高齢者住宅の中で、「料金が安い施設」「訪問看護対応の施設」などをお探しの方におすすめです。
大阪市
該当する施設数4
老人ホーム・高齢者施設 キーワード検索
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大阪市の基本情報

大阪市は大阪府の中央付近に位置しており、西側が海に面しています。大阪市内には、「淀川」(よどがわ)、「神崎川」(かんざきがわ)、「大和川」(やまとがわ)などの大きな河川があり、起伏が少ない平地が多いのが特徴です。
また、大阪市内には8路線もの地下鉄に加えて、6路線の私鉄とJR各線が往来しており、利便性が高くなっています。特に梅田、中之島、北新地、堂島(どうじま)といった北部地区では、地下鉄・私鉄などの駅が集結しており、スムーズな移動が可能です。
さらに中央区付近には、繁華街が広がっており、グルメスポットやショッピングエリアが点在する観光地となっています。住宅地は大阪市の東側に集中しており、JR大阪環状線をはじめとして、地下鉄や私鉄も利用しやすいのが特徴です。
なお、大阪市の人口は、2024年(令和6年)7月1日時点で278万8,758人となっており、市内における、住宅建設が活発化していることにより、10年連続で増加。また、65歳以上の人口は、69万6,652人、全体の人口の約25%が高齢者と高水準です。
高齢者の割合が高いため、高齢者の生活を支える施策が盛んに行われています。
大阪市の高齢者施設の特徴と住みやすさ

高齢化が進む大阪市ですが、大阪市内にある高齢者施設にはどのような特徴があるのでしょうか。ここからは、エリアごとの住みやすさや高齢者施設の特徴について解説します。
区ごとに環境が大きく異なる
大阪市は、各区で特徴が大きく異なり、繁華街が広がる観光地区や高層ビルの多いビジネス地区、昔ながらの街並みが残る地区など様々な顔を持っています。大阪市の東側では住宅地が広がっており、主要部への交通手段も充実しているため、住みやすい地域です。
区ごとに特徴のある大阪市のなかでも、都会と下町が共存する福島区、主要部にアクセスしやすい大正区、若者に人気の西区、子育て世代のファミリー層が多く住む城東区などが特に住みやすい地域とされています。
老人ホームの数が充実している
大阪市では、介護老人福祉施設や介護療養型医療施設などの介護保険施設、養護老人ホームや老人福祉センターなどの高齢者施設が充実。高級老人ホームから入居費用が低めに設定されている軽費老人ホームまで、様々なニーズに合わせて選択が可能です。
高齢者施設の数は区ごとに異なりますが、市内全域で見ると数が多いのが特徴。ただし、施設数は多いものの、入所希望者数や待機者数も多いのも現状。また、市外からの申込みもあり、申込みから入所までに時間を要するケースがある点に注意が必要です。
大阪市の高齢者施設数・費用相場
大阪市の高齢者施設費用は、大阪府全体で比較すると安く設定されています。費用相場の平均値は、入居一時金が61.8万円、月額利用料が14.2万円です。また、区によっても相場が異なり、入居一時金は10~377.7万円、月額利用料が11.3~19.6万円となっています。
【大阪市における区ごとの高齢者施設費用相場】
フリックによる横スライド仕様となります。
単位:万円
地域 | 入居一時金(中央値) | 月額利用料(中央値) |
---|---|---|
大阪市全体 | 10.0 | 12.8 |
北区 | 16.6 | 15.7 |
都島区 | 14.0 | 14.2 |
福島区 | 10.0 | 15.4 |
此花区 | 0 | 14.2 |
中央区 | 5.0 | 17.6 |
西区 | 13.0 | 15.9 |
港区 | 16.0 | 12.8 |
大正区 | 13.0 | 11.1 |
天王寺区 | 10.0 | 13.2 |
浪速区 | 14.0 | 11.8 |
西淀川区 | 5.0 | 12.3 |
淀川区 | 11.0 | 14.9 |
東淀川区 | 10.0 | 13.4 |
東成区 | 11.8 | 12.2 |
生野区 | 10.0 | 11.7 |
旭区 | 10.0 | 13.4 |
城東区 | 15.0 | 13.0 |
鶴見区 | 16.0 | 13.5 |
阿倍野区 | 17.3 | 15.7 |
住之江区 | 13.5 | 11.8 |
住吉区 | 10.0 | 13.7 |
東住吉区 | 10.0 | 12.5 |
平野区 | 10.0 | 12.0 |
西成区 | 10.0 | 10.9 |
大阪市全体で見てみると費用相場の平均は、入居一時金が5.8万円、月額利用料が12.4万円。厚生労働省による「サービス付き高齢者向け住宅等の月額利用料金」によると、日本全国の平均月額利用料は、約14万円となっています。
そのため、関西経済圏である兵庫県や京都府と比較してみても、大阪市全体の費用相場は安くなっているのです。
大阪市の高齢者に向けた施策・サービス

大阪市では高齢化が進んでいるため、高齢者の生活を支えるための施策やサービスなどの取り組みが盛んに行われています。
敬老優待乗車証(敬老パス)の発行
70歳以上の方を対象に、「敬老優待乗車証」(敬老パス)が発行されています。敬老優待乗車証を利用することで、地下鉄及びニュートラム、大阪シティバスの路線バスを1乗車50円で乗車可能です。
敬老優待乗車証はICカードになっており、現金をチャージ(入金)しておくことで簡単に利用できます。
高齢者の方を文化施設などへ無料招待
大阪市では、「大阪城」(おおさかじょう)や美術館・博物館など文化施設への無料招待を実施。対象者は、大阪市在住の65歳以上の方です。
老人福祉センター
「老人福祉センター」とは、地域高齢者の方々に健康で明るい生活を送ってもらうことを目的として、生活相談や各種教養講座などを行っている施設です。
利用対象者は、大阪市在住の60歳以上の方で、無料で利用可能です。老人福祉センターは大阪市内に26施設あり、10時から17時までとなっています。
介護予防ポイント事業
「介護予防ポイント事業」とは、介護保険施設における介護サポート活動、保育所・認定こども園での保育サポート活動を行った場合にポイントが貯まっていく取り組み。貯まったポイントについては、現金へ換金できるような仕組みになっています。
介護予防ポイント事業に参加することによって、高齢者の外出機会を増やしたり、社会参加の推進を図ったりすることを目的としているのが特徴です。
活動登録者として手続きするためには、大阪市在住の65歳以上で、2時間程度の登録時研修を受講する必要があります。活動場所は、大阪市内の高齢者施設、保育所・認定こども園などです。
介護予防教室(なにわ元気塾)の開催
「介護予防教室」(なにわ元気塾)は、月に1回開催されており、専門家による身体や健康、病気に関する話や日常生活に役立つ情報を発信。また、音楽や手工芸などの活動も行っており、地域交流を深めていくことが目的です。
具体的な活動内容は、自宅でできるトレーニングやストレッチ、バランスの取れた食生活や栄養に関する演習、口腔機能と健康との関係に関する講習、認知症やうつ病に関する講習などを行っています。
認知症に対する施策
大阪市では認知症に対する施策として、「集う場」と称して地域のなかで認知症の方やその家族の相談、情報交換ができるような場を提供。「認知症カフェ」の運営も行われており、大阪市内の様々な地区で開催されています。
また、2018年(平成30年)3月から行われている大阪市公式アプリ「大阪市認知症アプリ」の展開、大阪市公式Webサイト「大阪市認知症ナビ」の公開も実施。認知症アプリ・ナビを利用することによって、認知症の方だけでなく、家族や支援者も活用しやすくなっています。
特に、大阪市認知症アプリは認知症チェック機能に加えて、各種イベント情報や支援マップ、認知症サポーター情報などの機能が搭載されているのが特徴です。
緊急通報システム事業
認知症に対する施策だけでなく、高齢者における緊急時の安心サポートも充実。具体的には「緊急通報システム事業」を展開しており、65歳以上の一人暮らしの方や高齢者のみの世帯、重度の身体障がい者の方を対象に、緊急時の迅速な対応を行っています。
緊急通報システム事業では、緊急時に携帯型機器を使用して、受信センターと通話することが可能。緊急通報があった際は、状況に応じて親族に連絡したり、救急車を出動させたりといった対応を行うのです。