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東京都大田区の老人ホーム74施設の一覧です。老人ホームには「介護付有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」など、様々な種類があり、入居時の身体条件・費用・受けられるサービスなどが異なります。入居を検討する際は、ご自身のニーズに適した施設を選びましょう。ホームメイト介護は、入居時の身体条件、口コミなど、気になる情報が豊富。おすすめの施設については、「入居時費用」「月額費用」「介護医療体制」等も分かります。大田区の老人ホームの中で、「料金が安い施設」「訪問看護対応の施設」などをお探しの方におすすめです。
大田区
該当する施設数74
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大田区の基本情報

東京都の南部に位置する大田区は、東京23区の中で最も広い面積を誇る区です。大田区には、「羽田空港」や東京屈指の高級住宅街である「田園調布」、蒲田を中心とした工業地帯など特色ある地域で構成されています。
羽田空港があるため、他県への往来がしやすく移住者も多い地域のひとつです。また、東京23区の中で最も西側に位置するため神奈川県にも足を運びやすいとされています。
さらに、「JR京浜東北線」、「京浜急行」、「都営浅草線」、「東急電鉄」が区内を走っており都心までは30分以内とアクセスも良好。他にも区内を「第一京浜」や「第二京浜」、「産業道路」、「湾岸道路」などの主要道路が走っているため車での移動も便利です。
東は東京湾、南には「多摩川」(たまがわ)が流れる大田区は、古来交通の要所でもありました。区内には「大森貝塚遺跡庭園」(おおもりかいづかいせきていえん)や「多摩川台古墳群」(たまがわだいこふんぐん)などの史跡や、「禰宜(ねぎ)の舞」などの伝統芸能も数多く残されています。
2024年(令和6年)時点での大田区の総人口は73万2,695人であり、高齢化率は22.5%。高齢化に伴い、一人暮らしの高齢者世帯も毎年増加しており、1990年(平成2年)には1万1,861世帯だった単身世帯数が、30年後の2020年(令和2年)には4万2,732世帯と約3.6倍になっています。区内の高齢化に対応するために、介護予防・認知症予防の施策に力を入れているのも特徴のひとつです。
大田区の高齢者施設の特徴と住みやすさ

大田区は、交通の便が良く、東京湾や多摩川をのぞむ自然の豊かさが特徴となっています。
また、大田区には庶民的で活気あふれる商店街や歴史ある史跡などが多く残されており、風情ある雰囲気が人気の地域です。
大田区の高齢者施設数・費用相場
高齢化率、高齢者世帯数が増加し続けている大田区は、高齢者支援にも力を入れています。高齢者向け住宅を区が管理し、費用を抑えた居住地の提供や、社会参加プログラムの提供など支援内容が充実していることも魅力です。
【大田区における高齢者施設数】
フリックによる横スライド仕様となります。
75歳以上1,000人あたりの施設数 | ||
---|---|---|
介護施設種別 | 大田区 | 東京都全体 |
介護施設全体 | 9.37 | 9.72 |
訪問型 | 2.72 | 3.07 |
通所型 | 2.48 | 2.28 |
入所型 | 0.86 | 1.08 |
大田区の高齢者施設数は、東京都全体で見ると平均的。また、高齢者施設の費用相場は、入居一時金が27.6万円、月額利用料が18.0万円です。
大田区は、田園調布や山王など地価が高いエリアがあるため、東京都の中では比較的相場も高くなる傾向にありますが、東京都全体と比較すると、大幅に低い費用相場となっています。
【大田区と東京都における高齢者施設の費用相場】
大田区と東京都における高齢者施設の費用相場
単位:万円
地域 | 入居一時金(中央値) | 月額利用料(中央値) |
---|---|---|
大田区 | 27.6 | 18.0 |
東京都全体 | 122.2 | 23.4 |
さらに、大田区の高齢者施設種別の費用相場を見た場合では、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、高齢者住宅において入居一時金・月額利用料ともに東京都全体よりも低い傾向です。
【大田区の高齢者施設種別の費用相場】
大田区と東京都における高齢者施設の費用相場
単位:万円
大田区の高齢者施設種別 費用相場(中央値) | ||
---|---|---|
高齢者施設種別 | 入居一時金 | 月額利用料 |
介護付き有料老人ホーム | 415.0 | 28.9 |
住宅型有料老人ホーム | 21.2 | 16.5 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 25.0 | 22.4 |
グループホーム | 15.1 | 15.5 |
ケアハウス | 20.0 | 11.1 |
高齢者住宅 | 60.0 | 16.3 |
【東京都の高齢者施設種別における費用相場】
大田区と東京都における高齢者施設の費用相場
単位:万円
東京都の高齢者施設種別 費用相場(中央値) | ||
---|---|---|
高齢者施設種別 | 入居一時金 | 月額利用料 |
介護付き有料老人ホーム | 1437.5 | 33.3 |
住宅型有料老人ホーム | 57.8 | 25.0 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 39.9 | 28.0 |
グループホーム | 15.3 | 15.7 |
ケアハウス | 15.0 | 11.7 |
高齢者住宅 | 69.2 | 18.6 |
このように高級住宅街を有する大田区では、費用が高い高齢者施設もあるものの、東京都全体の相場より、低い費用で利用できる施設を探すことも可能。入居者本人の予算に応じて高齢者施設を選択できるのが、大田区の特徴と言えるでしょう。
区が管理している高齢者向け住宅がある
大田区では一人暮らしの高齢者が増加しているなか、区が高齢者向け住宅を管理して、住まいを提供する取り組みを行っています。
大田区が提供する高齢者向け住宅は、「シルバーピア」と呼ばれ、バリアフリーと手すりなどが設けられている他、緊急用の通報システムを設置。また、生活協力員が派遣され、日常生活に関する相談に応じてくれるサービスも受けられるのです。さらに賃料は、都営住宅及び区民住宅と同じ算出方法であり、費用を抑えることができます。
他にも、大田区が借り上げて高齢者の方に貸し出している「高齢者アパート」もあり、完全なバリアフリー仕様ではないものの、こちらも賃料を抑えられる点が大きなメリットです。
仕事やボランティアを通じた社会参加プログラム
区民の4人に1人が65歳以上の高齢者である大田区では、様々な高齢者向けの支援を実施。仕事やボランティアを通じた社会参加プログラムとして「シルバー人材センター」、「大田区いきいきしごとステーション」、「おおた地域共生ボランティアセンター」があります。
シルバー人材センターは、知識や経験を活かして働きたい60歳以上の高齢者における就労の機会を確保するとともに、地域社会への貢献を支援する事業です。なお、2023年(令和5年)における登録会員数は3,026人とされています。
また、大田区いきいきしごとステーションは、おおむね55歳以上の方を対象に無料職業紹介や社会参加活動などの提供を行う施設。シルバー人材センターとも連携を強化しながら就職に役立つセミナーやイベントも開催しています。
さらに、おおた地域共生ボランティアセンターは、「誰かのために、何かができる」を合言葉にシニア世代が活躍できる、ボランティア団体。ボランティア活動を通して地域とのかかわりを持つことは、高齢者の生きがいにもつながり、多くのシニア世代の方が趣味・特技を活かして活動しています。
大田区の高齢者に向けた施策・サービス

大田区は、自分の好きなことや得意なことを活かした地域参加の促進や、「フレイル」(健康な状態と要介護状態の中間の段階を指す)予防プログラム、高齢者入浴事業など、ユニークな施策を講じ、介護予防に力を入れています。
おおた地域見守りネットワーク みま~も
「おおた地域見守りネットワーク みま~も」は、「医療」、「住まい」、「介護」、「生活支援」の4つの観点から、高齢者の生活を総合的にサポートする大田区独自の地域包括ケアシステムです。
「みま~もサポーター」となったシニア世代の方々が、家庭菜園やパソコン教室、手芸、ダンスなど様々な活動に取り組んだり、地域の専門職の方を招いた高齢者向けのセミナーを開催したりと精力的に活動しています。また、高齢者が孤立することのないシステムづくり、町づくりの構築を行っているのです。
高齢者みまもりキーホルダー
大田区では、65歳以上の区民に緊急時に身元確認ができる「高齢者みまもりキーホルダー」を無料で配布。緊急連絡先や医療情報などをキーホルダーへ登録することで、緊急時に警察や消防、医療機関への情報提供が迅速に行えます。
また、認知症状により自宅に帰れなくなったり、自分の名前が言えない状態で保護されたりしたなどの場合にも、迅速に対応することが可能です。
大田区版フレイル予防プログラム
「大田区版フレイル予防プログラム」とは、「東京都健康長寿医療センター研究所」と連携し、フレイルを予防するプログラム。フレイルを予防することは、健康寿命を延ばすことに直結するため、近年様々な自治体でフレイル予防のための取り組みが盛んです。
大田区では、一般介護予防事業を「元気度がアップする事業」と命名し、フレイル予防の要となる運動、栄養の確保、社会参加を軸にした支援を行っています。
運動の習慣化を促進するための取り組みは、体力測定会、いきいき公園体操、足腰らくらく水中ウォーク、膝痛・腰痛ストップ体操、ポールウォーク、老人いこいの家元気アップ教室、いきいきシニア体操、音楽に乗せてフィットネスなど様々です。これらは、転倒予防や体力強化、筋力増強を目的に月1~2回ほどの頻度で開催されています。
また、栄養の確保に関する取り組みは、フレイル予防の食生活講座や健康講座など。調理実演や試食、口腔機能低下予防の体操なども行っています。
社会参加を促す支援としては、区の指定した施設でボランティアを行った際に現金と交換可能なポイントが付与される「介護予防ポイント制度シニアボランティア」を実施。さらに高齢者団体へ、リハビリ専門スタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)を派遣し効果的な運動を実践する「地域リハビリテーション活動支援事業」や、高齢者の自宅に訪問して簡単な家事などの支援を行う「絆サポート」などが行われています。
高齢者いきいき入浴事業
「高齢者いきいき入浴事業」として、健康維持や地域でのふれあいを推進する目的で、区内の公衆浴場で使える入浴券を交付。また、2021年(令和3年)からは無料で公衆浴場を利用できる「ゆ~体験」も導入されました。
シニア世代の ICT 活用支援事業
「シニア世代の ICT(情報通信技術) 活用支援事業」として、「スマートフォン体験会・相談会」など、高齢者のデジタル活用を目的とした取り組みも行われています。
現在、60歳代のインターネット利用者は8割を超え、スマートフォンの普及率も高まっていますが、アプリ操作などスマートフォンの機能を活用できていない方が多いのも実情です。また、スマートフォンが活用できないことで社会から孤立する可能性もあります。
シニア世代の ICT 活用支援事業により、コミュニケーションや活動性の増加、交友関係や行動範囲が広がることが期待されているのです。
リモート型フレイル教室
ICTを活用した新たな取り組みとして、大田区では高齢者に向けた「リモート型フレイル予防教室(つなげる体操)」や「オンライン交流会」を実施。リモート型フレイル予防教室は、大きなスクリーン画面に映った講師を見ながら、体操やリズムダンスを取り入れた運動などを行います。
各会場をオンラインでつなぐため、他の会場の方と一体になって体操することができるのが魅力です。また、オンライン交流会は、各会場と講師をオンラインでつなぎ、大きなスクリーンを通してゲームやクイズなどの「脳トレ」を行い、他会場の受講者と交流を楽しむことを目的としています。
認知症カフェ
大田区の介護・福祉の相談窓口である「地域包括支援センター」では、認知症の方とその家族、認知症予防に興味のある方を対象にした「認知症カフェ」を開設。認知症の方に優しい地域づくりを目指して認知症について学んだり、相談したりできる場です。認知症の方だけでなく、家族にとっても大切な息抜きの機会となっています。