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TOSHIMA-KU
東京都豊島区の老人ホーム20施設の一覧です。老人ホームには「介護付有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」など、様々な種類があり、入居時の身体条件・費用・受けられるサービスなどが異なります。入居を検討する際は、ご自身のニーズに適した施設を選びましょう。ホームメイト介護は、入居時の身体条件、口コミなど、気になる情報が豊富。おすすめの施設については、「入居時費用」「月額費用」「介護医療体制」等も分かります。豊島区の老人ホームの中で、「料金が安い施設」「訪問看護対応の施設」などをお探しの方におすすめです。
豊島区
該当する施設数20
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豊島区の基本情報

豊島区は大きく分けて池袋地区、大塚・巣鴨(すがも)・駒込(こまごめ)地区、長崎・千早(ちはや)地区、雑司が谷(ぞうしがや)・目白(めじろ)地区の4つで成り立っており、繁華街と自然が混在する、多種多様な生活が営める地域です。
豊島区の主要駅の「池袋駅」には、JR線や地下鉄、私鉄など9路線が乗り入れており、1日の駅利用者数は約264万人と、実に多くの人で賑わいます。また、池袋にはデパートや商業施設が建ち並び、交通機関も発達しているため、高齢者にとっても利便性の高さが大きな魅力です。
さらに大塚地区、巣鴨・駒込地区は下町情緒あふれる雰囲気で、特に巣鴨においては「おばあちゃんの原宿」として名高い、高齢者に親しまれている地区。一方、雑司が谷・目白エリアは緑に囲まれ、落ち着いた環境が特徴的です。長崎・千早エリアは著名な漫画家を多く輩出したトキワ荘があったことで知られ、現在は観光地にもなっています。
なお、豊島区の調査によると、2021年(令和3年)1月時点で豊島区の総人口は28万7,300人でした。そのうち65歳以上は5万7,293 人と、総人口の約2割を高齢者で占められています。さらに、2020年(令和2年)には65歳以上の単身世帯は2万837人にものぼり、全国的に見ても独居高齢者の割合は豊島区がトップ。この高齢者単身世帯数は、今後もさらに増加する見込みです。
しかしその一方、豊島区では区内の施設整備が追いついておらず、訪問介護サービスの需要が高まりつつあります。そのため、豊島区で多くのサポートを受けながらより安心できる高齢者施設での暮らしを求める方は、入居先を早めに検討しておく必要があるのです。
豊島区の高齢者施設の特徴と住みやすさ

豊島区には特別養護老人ホームが10施設、介護老人保健施設が3施設、軽費老人ホーム(ケアハウス)・都市型経費老人ホームが2施設あります。東京都23区では特養老人ホームの待機者数は減少傾向にあるものの、医療ケアを必要とする方の入所希望者が増えており、十分な医療ケアが受けられる高齢者施設の重要性が高まっているのです。
豊島区における、有料老人ホームの費用相場は、入居時一時金が最大4,800万円前後、月額利用料は20~100万円が相場。サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の料金は、入居時一時金が12~30万円前後、月額利用料では19~40万円と比較的リーズナブルとなっています。
【豊島区における高齢者施設種別の費用相場】
フリックによる横スライド仕様となります。
単位:万円
豊島区の高齢者施設種別 費用相場 | ||
---|---|---|
高齢者施設 | 入居一時金 | 月額利用料 |
特別養護老人ホーム | 4,800万円 | 20~100 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 12~30 | 19~40 |
豊島区では他にも高齢者が暮らしやすい住環境や、区独自の支援体制も充実。高齢者施設の料金や提供されるサービスのほか、支援の必要度や住環境といった条件を洗い出し、幅広い選択肢から理想の入居先を探すと良いでしょう。
巣鴨地蔵通り商店街をはじめとする落ち着いた環境
豊島区を代表する「巣鴨地蔵通り商店街」の歴史は、江戸時代中期まで遡り、商業・信仰の中心地として人々に親しまれてきました。現在も寺院や露店が並び、古き良き日本の文化を感じながら、交流が楽しめる場として受け継がれています。
また、巣鴨だけでなく目白地区も高齢者にとって住みやすい場所。高級住宅街の目白地区は、池袋と新宿間にある好立地にありながら、自然にも恵まれた落ち着いた環境が特徴。「目白庭園」(めじろていえん)などでは、四季折々の植物を楽しむことができます。
さらに、目白では重要文化財に指定された「自由学園明日館」(じゆうがくえんみょうにちかん)があり、展示会やコンサートが定期的に開かれるなど、文化や芸術に触れることも可能。街には飲食店や商業施設もあるため普段の生活には困ることがない上に、夜間は静かです。
このように豊島区は、自分らしく過ごせる環境が充実。介護予防の観点からも、高齢者における社会との繋がりや生きがいをつくることは大切です。一人ひとりに合った老後の過ごし方を実現させやすい点が、豊島区の大きな魅力だと言えるでしょう。
救急医療機関が多い
豊島区には病院が14ヵ所、一般診療所が481ヵ所あり、医療機関も豊富です。なかでも区の面積に対する、救急病院数は東京都23区内で豊島区がトップとなっており、救急車で数分の距離に病院がある計算。もしものことがあっても迅速に病院にかかれるため、長く暮らしていく上でも安心感があります。
日本一高齢者にやさしいまちづくりを推進
高齢者の人口が多い豊島区は、利便性が高いがゆえに高齢者が一人でも暮らしやすく、社会的に孤立してしまうことが課題でした。そこで豊島区では「日本一高齢者にやさしいまち」をスローガンに、2019年(平成31年)に豊島区総合高齢社会対策推進室を設立。区が主体となり地域住民や民間企業を交えながら「社会的孤立ゼロ」、「100歳健康」「一人暮らしでも安心」の3つの柱を軸に、独自のモデル事業を拡大しています。
例えばロボット技術を活用した高齢者の就労促進や、「フレイル対策センター」の設置とフレイル予防の全区展開、低所得者の高齢者を対象とした埋葬費用・永代供養料の助成などを実施。今後は東京都とも組みながら、デジタル技術を最大限に活用していく方針です。
また、全国的にも導入されている「コミュニティソーシャルワーカー」(CSW)を積極的に活用しており、東日本では豊島区が最大規模と言われています。このCSWとは地域の声を聞き支援窓口に繋げたり、地域のネットワークを構築したりする組織のこと。行政と地域住民の間にCSWが入ることで長期にわたって高齢者の状況を把握しやすく、スムーズに支援が受けられるのです。
東京都23区で初めて終活サポート事業を開始
豊島区では、東京都23区で初めて「終活サポート事業」を開始しました。埋葬費用・永代供養料の助成のほか、「終活あんしんセンター」を設置。高齢者のなかには死後や認知症になったあとのことを心配する方も多く、窓口ではそのような相談に対し、終活に関する情報を伝えたり、必要に応じて弁護士や司法書士に繋げたりします。
また、2022年(令和4年)には「終活情報登録事業」も開始。これは本人の緊急連絡先や遺言の保管場所などの情報をあらかじめ区へ登録し、もしものときに豊島区が必要に応じて親戚・知人に情報を開示するサービスです。その他「終活あんしんノート」を配布するなど、豊島区は高齢者が終活まで、きめ細かにサポートしています。
豊島区の高齢者に向けた施策・サービス

豊島区では高齢者の生活・住まいにまつわる施策や支援も充実しています。
高齢者等配食事業
「高齢者等配食事業」とは、高齢者世帯への配食を行う事業です。65歳以上の高齢者ならば、安否確認サービス対応店を選ぶことで、配送時に安否確認をしてもうことも可能。利用は有料で栄養バランスのいい弁当が自宅に届くため、料理が難しい方や外出が困難な方にも便利な取り組みです。
在宅福祉サービス
「在宅福祉サービス」とは、「豊島区民社会福祉協議会」が実施する有料会員制のサービス。在宅福祉サービス利用会員になると、地域の協力会員が家事援助や外出介助、話し相手など様々な福祉サービスを行い、休日や夜間にも対応可能です。料金は年間会費1,000円で、利用料は1回1時間700円~となっています。
見守りと支えあいネットワーク
「見守りと支えあいネットワーク」では月に2回、シルバー人材センターから派遣されたスタッフが自宅に訪問し、声がけや安否確認を実施。見守り訪問は、65歳以上の豊島区に在住の独居高齢者が対象とされ、街全体で高齢者を支えていくのが狙いです。
高齢者世帯等住み替え家賃助成制度
「高齢者世帯等住み替え家賃助成制度」は、豊島区内の民間アパートに2年以上住んでいる高齢者世帯が、取り壊しなどの理由により転居が必要な場合、転居後の家賃の一部を助成する制度。利用条件を満たせば7年間、毎月1万5,000円まで助成金が受け取れます。
敬老入浴事業
「敬老入浴事業」として、豊島区では高齢者の健康増進のため、65歳以上の高齢者の方を対象に、指定する銭湯を100円で入浴できる「としま・おたっしゃカード」を配布。としま・おたっしゃカードは4月~翌年3月末までの1年間利用でき、年間最大40回まで割引料金で銭湯を利用できます。
高齢者エアコン設置助成
「高齢者エアコン設置助成」として、豊島区に住む75歳以上の単身世帯または高齢者のみの世帯を対象に、エアコン設置料金または修理代金を1台分1回限り助成。利用には介護保険料所得段階が1~3であることや、エアコンが自宅にない、または故障して使えないなどの条件があります。助成額は修理・設置にかかわらず、8万円までが上限です。
高齢者紙おむつ等支給
豊島区内の自宅に住む65歳以上かつ要介護認定を受けている方で、寝たきりや常時失禁がある方に対し、月1回7,000円相当の紙おむつを支給。有料老人ホームや、グループホームを利用している方も在宅扱いとなり利用が可能です。なお「高齢者紙おむつ等支給」を受けるには、事前に高齢者相談センターへの申請が必要となります。