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KATSUSHIKA-KU
東京都葛飾区の老人ホーム40施設の一覧です。老人ホームには「介護付有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」など、様々な種類があり、入居時の身体条件・費用・受けられるサービスなどが異なります。入居を検討する際は、ご自身のニーズに適した施設を選びましょう。ホームメイト介護は、入居時の身体条件、口コミなど、気になる情報が豊富。おすすめの施設については、「入居時費用」「月額費用」「介護医療体制」等も分かります。葛飾区の老人ホームの中で、「料金が安い施設」「訪問看護対応の施設」などをお探しの方におすすめです。
葛飾区
該当する施設数40
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葛飾区の基本情報

葛飾区は、東京都の東部に位置する区です。中央に「中川」(なかがわ)、東に「江戸川」(えどがわ)、西に「荒川」(あらかわ)が流れる水と緑が豊かな地域で、「水元公園」(みずもとこうえん)や「堀切菖蒲園」(ほりきりしょうぶえん)など自然を活かした公園があります。
情緒あふれる下町のイメージが強い葛飾区ですが、大型商業施設も充実しており、近代的な住みやすさもかね備えた地域です。
また、葛飾区内には「JR常磐線」、「JR総武線」、「京成本線」、「京成金町線」、「京成押上線」、「北総線」の6路線が通っており、葛飾区の主要駅である「亀有駅」から「東京駅」までは約30分で到着。さらに千葉県や埼玉県とも隣接しているため、都心・都外どちらへの交通の便も良く、住みやすい地域として人気があります。
2014年(平成26年)度の人口は44万8,186人、2023年(令和5年)度には46万5,285人で葛飾区の人口は緩やかに増加。さらに65歳以上の高齢者人口は11万3,691人と、総人口に占める高齢者の割合は、5年連続で24.5%前後です。
東京23区の平均高齢化率21.3%(令和5年度)よりも上回っており、下町ならではの雰囲気や自然に囲まれた葛飾区は高齢者にとって、非常に良い環境であることを物語っています。
葛飾区の高齢者施設の特徴と住みやすさ

葛飾区は、下町情緒あふれる雰囲気と、豊かな自然が魅力のエリア。水と緑があふれる環境でありながら交通の便が良く、大型スーパーなどもあるため、居心地が良く住みやすいことも特長です。
また、高齢者の社会参加を促す活動など、福祉関係の政策にも力を入れている町でもあります。葛飾区にある高齢者施設の特徴と住みやすさについて見ていきましょう。
東京都全体と比較して高齢者施設の件数が多いエリア
葛飾区は、75歳以上1,000人あたりの介護施設数が東京都全体と比べて多いことが特徴。種別に見ても、訪問型、通所型、入所型のすべてで東京都全体の介護施設数を上回っています。
介護が必要になったとき、利用できる施設の数が多いことは大きなメリット。幅広い選択肢の中から、自分に合った施設選びができるエリアと言えるでしょう。
【葛飾区における高齢者施設数】
フリックによる横スライド仕様となります。
75歳以上1,000人あたりの施設数 | ||
---|---|---|
介護施設種別 | 葛飾区 | 東京都全体 |
介護施設全体 | 11.60 | 9.72 |
訪問型 | 3.55 | 3.07 |
通所型 | 3.09 | 2.28 |
入所型 | 1.14 | 1.08 |
良心的な費用相場の高齢者施設が揃う
高齢者施設を検討する際には、かかる費用が重要になります。葛飾区の入居一時金は16.0万円、月額利用料は17.8万円であるのに対し、東京都全体の費用相場は入居一時金が122.2万円、月額利用料が23.4万円。葛飾区は東京都のなかでも、安い費用の高齢者施設が多く見られるのです。
【葛飾区と東京都全体における高齢者施設の費用相場】
フリックによる横スライド仕様となります。
単位:万円
地域 | 入居一時金(中央値) | 月額利用料(中央値) |
---|---|---|
葛飾区 | 16.0 | 17.8 |
東京都全体 | 122.2 | 23.4 |
次に、施設の種類別の費用相場を見てみましょう。東京都における介護付き有料老人ホームの入居一時金の相場は1,437.5万円、月額利用料は33.3万円であるのに対し、葛飾区における介護付き有料老人ホームの入居一時金の相場は262.5万円、月額利用料は24.3万円です。
なお、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅では、入居一時金・月額利用料ともに東京都よりも大幅に低い費用相場となっている一方、グループホーム、ケアハウス、高齢者住宅における入居一時金では、東京都の相場よりも高くなっていることが分かります。
【葛飾区における高齢者施設種別の費用相場】
フリックによる横スライド仕様となります。
単位:万円
葛飾区の高齢者施設種別 費用相場(中央値) | ||
---|---|---|
高齢者施設種別 | 入居一時金 | 月額利用料 |
介護付き有料老人ホーム | 262.5 | 24.3 |
住宅型有料老人ホーム | 5.0 | 15.5 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 16.0 | 19.7 |
グループホーム | 14.9 | 15.8 |
ケアハウス | 30.0 | 11.0 |
高齢者住宅 | 74.2 | 15.5 |
【東京都における高齢者施設種別の費用相場】
フリックによる横スライド仕様となります。
単位:万円
東京都の高齢者施設種別 費用相場(中央値) | ||
---|---|---|
高齢者施設種別 | 入居一時金 | 月額利用料 |
介護付き有料老人ホーム | 1,437.5 | 33.3 |
住宅型有料老人ホーム | 57.8 | 25.0 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 39.9 | 28.0 |
グループホーム | 15.3 | 15.7 |
ケアハウス | 15.0 | 11.7 |
高齢者住宅 | 69.2 | 18.6 |
葛飾区では、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の費用相場が東京都の高齢者施設の相場を大きく下回っていることが最大の特徴。人口あたりの高齢者施設数も多く、様々な高齢者施設の中から自分に合う施設を探したいという方にとって葛飾区はおすすめの地域です。
下町情緒を感じられる居住環境
国民的映画や漫画の舞台にもなった葛飾区は、下町人情と風情を感じられる町。庶民的なスーパーや昔ながらの商店街が残っている場所もあります。
近隣の江戸川区、足立区、練馬区などと比較しても家賃相場が低く、生活がしやすいことも魅力のひとつ。6路線と12の鉄道駅により都心へのアクセスがしやすく、商業施設も充実しているため、近代的な住みやすさと昔ながらの人情味あふれる町の良さが共存していると言えるでしょう。
医療施設が充実
葛飾区の中心地区には、「新小岩駅」近くの「イムス東京葛飾総合病院」や、小岩駅からバスで約20分の「東京慈恵会医科大学葛飾医療センター」などの総合病院があり、区内の医療体制を支えています。
なお、2022年(令和4年)における葛飾区内の医療施設の数は合わせて2,474施設。総合病院だけでなく、クリニックや歯科医院なども充実しているのです。
現在、東京23区の高齢化率の平均を上回っている葛飾区においては、今後ますます医療ニーズが高まることが予想されます。超高齢化社会に対応するためには、地域医療の充実が不可欠。葛飾区では、回復期リハビリテーション病床や医療療養病床の設置を進めています。
さらに、認知症対応などの機能を持った医療環境の提供や、救急搬送後に急性期を過ぎた患者の受け入れができる医療機関との連携を図るなど、高齢化に対応した生活環境を整備。高齢者が不安なく暮らせるよう、医療体制が充実した地域作りを目指しているのです。
地域を楽しむ葛飾区シニア活動マップ
「シニア活動マップ」とは、高齢者が定期的に通うことができる居場所や趣味の場所を記した地図。地域センターや交流館などの活動場所と、そこで行われている体操・趣味などの活動内容が掲載されています。
シニア活動マップは、地域センターなどで配布されており、葛飾区のホームページからもダウンロード可能です。
シニア活動マップは、「人と交流できる場所が欲しい」と考える高齢者に向けた最新情報を発信しています。
筋力向上(アイリス)トレーニングで健康な身体作り
葛飾区のシニア活動支援センターなどでは、「筋力向上(アイリス)トレーニング」と呼ばれる、筋力向上を目的とした講座を開催中。椅子を使って、ゆっくりとひざの屈伸や背伸びの運動をすることで、日常生活に必要な筋力の向上を図るトレーニングが行われています。
講座修了後は、有志が集まる地域の自主グループで継続することが可能です。男性限定のコースもあり、地域参加の促進だけでなく、仲間作りや交流の場にもなっています。
葛飾区の高齢者に向けた施策・サービス

葛飾区で推進されているのが、「住み慣れた地域で、いつまでも、いきいきとした暮らしを続けていくための、地域で助け合い、支え合う仕組み作り」です。
住宅改修費の助成など介護保険の専門的なサービスだけでなく、認知症サポーターの養成や介護予防体操の推進など、生活する中で発生する「あったらいいな」の実現を目標に、高齢者向け施策の取り組みを進めています。
かつしかはつらつ体操
葛飾区では高齢者の活動を促進し、楽しく介護予防に参加できるように取り組んでおり、そのひとつが、「かつしかはつらつ体操」です。区民に親しまれている「葛飾区歌」に合わせて身体を動かします。
椅子に座って行う体操と、立って行う体操の2種類があり、車椅子を利用している方でも取り組めるのが魅力。肩こりの解消やフレイル予防に効果的と、葛飾区民に好評です。かつしかはつらつ体操は、区内の市民センターやラジオ体操会場で定期的に実施されており、高齢者同士の交流の場としての役割も果たしています。
かつしか認知症サポーター養成講座
葛飾区では、認知症の方やその家族が地域で一緒に暮らすことを目標に、認知症の支援者を養成する「かつしか認知症サポーター養成講座」を定期的に開催。認知症サポーター養成講座の内容は、認知症の基礎知識や接し方、サポートの方法などです。
さらに、認知症サポーター養成講座を修了した方を対象にした、「認知症サポータースキルアップ講座」も開催されています。かつしか認知症サポーター養成講座は、住み慣れた葛飾区で長く生活できるよう、認知症になっても暮らしやすい地域作りに向けた取り組みです。
高齢者等住宅改修給付事業・自立支援住宅改修費助成
葛飾区では、高齢者が在宅で生活を続けることができるよう、住宅改修にかかる費用の一部を助成しています。
「自立支援住宅改修費助成」は自立して在宅生活を続けるために住宅改修が必要と認められた場合、区から最大20万円の助成金が給付される制度。対象は、葛飾区に住民登録をしている65歳以上の方で、運動機能が低下しておらず介護認定を受けていない方です。
助成金を使って、手すりの取り付けや段差の解消、すべり防止のための床材の変更、引き戸への変更、便器の洋式化などの改修を行うことができます。
また、要支援・要介護認定を受けている場合は「住宅設備改修費助成」が受けられる可能性も。住宅設備改修費助成は葛飾区に住民登録があり、介護認定を受けている65歳以上(または40~64歳で特定疾患がある方)のうち、在宅生活が可能な方や改修により日常生活動作の向上、介護者における介護負担の軽減が図れる方が対象です。
浴槽や洗面台の取り換え、階段昇降機などの設置費用及び付帯工事費に対して、それぞれ定められた限度額まで助成金が受けられます。
ハンディキャブ「ふれあい号」の貸し出し
葛飾区では、車椅子のまま乗降が可能な「リフト付きワゴン車」が利用できる、ハンディキャブ「ふれあい号」を貸し出し中。障害者手帳を持つ方や、要介護認定を受けている高齢者で介助者が同乗できる場合において、1時間1,000円からふれあい号が利用可能です。
また、割増料金を払えば、半径50kmの範囲まで利用できます。通院や買い物、行事への参加など車で外出したいときに非常に便利です。
介護支援サポーター制度
葛飾区では、介護施設での支援サポーターを養成する「介護支援サポーター制度」を推進中。葛飾区内在住の65歳以上の方ならば、介護支援サポーターとして登録できます。
介護支援サポーターになると、区内の介護施設で入所者の方の外出や散歩の付き添い、話し相手や身の回りのお手伝い、施設清掃や余暇活動のお手伝いなどを行うことができ、活動に応じて「ポイント」が貯まる仕組みです。貯めたポイントはお金に交換するか、「葛飾区夢と誇りあるふるさと葛飾基金」、「葛飾区社会福祉協議会」に寄付するかを選ぶことができます。
この介護支援サポーター制度は、高齢者の社会参加と介護予防を目的に導入された取り組みであり、特技や趣味、普段の家事などのスキルを活かし、住み慣れた葛飾区の高齢者施設にて地域貢献が可能です。